美肌に必要な保湿成分

■うるおいのある健康な肌
健康な状態では、角質層は常に15%の水分を含んでいます。
なんらかの原因でこの水分量が15%以下になった状態を乾燥肌といいます。
角質の機能が正常であれば、冬場に湿度が0%になっても、肌は常に15%以上の水分を維持するようにできています。
それには、角質細胞間脂質が重要です。
角質細胞間脂質のなかのセラミドと呼ばれる物質がもっとも重要です。
セラミドは、角質細胞の間で水をサンドイッチ状に閉じ込めて、蒸発しないように守ります。
保湿に欠かせないセラミドに皮脂それに、NMF(天然保湿因子)をあわせて、保湿の3因子ろ呼んでいます。

■セラミドの減少
皮脂は皮脂腺から分泌されます。
皮脂膜を形成して肌の水分蒸発を防ぎます。
その保湿力は強いものではなく、セラミドに比べるとあまり重要なものではありません。
NMF(天然保湿因子)の保湿力は、空気中の温度が下がると低下するので、冬場の乾燥にはやはりセラミドが不可欠です。
セラミドは、新陳代謝の際につくられます。
一番盛んな時期は、赤ちゃんのときで、年齢とともに減少していきます。
年とともに肌が乾燥するには、皮脂が減るからではなく、セラミドが減るためです。

■乾燥肌は敏感肌に
角質は、肌全体をおおって、外部からの刺激から守っています。
これを角質のバリアー機能といいます。
このバリアーがあるから、海に入っても塩が体内に入ってくることはありません。
洗剤や薬品を少々手で触っても問題ないです。
しかし、乾燥するとこのバリアーが壊れていまいます。
そうなると外部からの刺激直接入ってきます。
冬の乾燥した手に、塩水や石鹸がしみることがあるのはこのためです。
顔も、化粧水がしみたり、ほこりでかゆくなったりします。
乾燥肌が進むと、敏感肌になってしまうのです。
また、角質バリアーが壊れると、紫外線も進入しやすくなるので、シミもできやすくなります。
肌に水分はとても大切なものなのです。

■肌に水分をあたえる
肌の水分が低下するのは、セラミドなどの保湿成分が不足しているためです。
たくさん化粧水をつけて補っても意味がありません。
保湿成分が足りないのは、肌が水分を維持する力がないということです。
そんな状態の肌へ化粧水をつけてもザルに水をためているようなものです。
時間がたつと化粧水は蒸発して、もとの乾燥肌に戻ってしまいます。
乾燥肌に必要なのは、保湿成分を補って、水分維持力を取り戻すことです。
そのため、最も強力な効果があるのはセラミドです。
セラミド配合の美容液をたっぷりつけると、時間がたっても、エアコンにあたっても、肌が乾燥することはありません。
ただし、セラミドは保湿力は高いですが、美容液などの値段も高めです。
乾燥が激しくない人は、ヒアルロン酸やコラーゲンの入ったものを使うのもよいです。
セラミド配合でも安いものは、セラミドの量が少ないか、本物のセラミドを使用していないものもあります。
使っても乾燥が改善しないものは、ほかのものに買いかえたほうがよいです。

■水スプレーは逆効果
冬場に乾燥するからと、ミネラルウォーターをスプレーする人がいますが、逆に乾燥を招くことがあります。
水が蒸発するときに、NMF(天然保湿因子)などの保湿因子も一緒に蒸発してしまうからです。
朝のケアの際に、セラミドなどで保湿しておけば、エアコンにあたっても乾燥することはほとんどないです。
どうしても途中で何かつけたい人は、普段使っている化粧水を小分けにして持ち歩き、乾燥を感じたときにつけるようにします。
手で押さえてそっとつければ、メイクのうえからでもつけられます。

■インナードライ肌
インナードライ肌とは、表面はテカテカしているのに、奥の方が乾いている肌という意味です。
オンリードライ肌ともいわれています。
これは、油分が多いのに水分が不足している状態です。
皮脂は、セラミドなどに比べて水分を維持する力はあまり強くありません。
そのため、脂性肌でも乾燥することはあるのです。
皮脂が多いからと保湿を怠るとインナードライ肌を作ってしまいます。
皮脂の多い人は、ノンオイルの美容液などで保湿するようにします。
油分を使わなくても、セラミドなどを用いて保湿することはできるのです。
脂性肌がだから化粧水しかつけないというのは間違いです。


美肌と体の深い関係

東洋医学で肌診断

肌の老化とアンチエイジング

美肌のためのお手入れ

肌トラブルの治療

健康的な美肌づくり

相互リンク

Copyright © 2007 美肌のための肌荒れ・シミ・しわ対策. All rights reserved