女性の薄毛も血虚のあらわれ

抜け毛の種類としては円形脱毛症と薄毛の2種類に大きく分けられます。
この場合、遺伝性の男性型脱毛は含めません。
円形脱毛症の主な原因は、ストレスといわれています。
本人がストレスとは気づいていないこともよくあります。
途中はかなり拡大することもありますが、だいたい2~3年くらいで治ることが多いです。
漢方治療を受けることでかなりの改善がみられます。
その人の状態で処方はさまざまですが、一番多いのは牡砺(ぼれい)を用いた処方です。
牡蠣の殻から抽出した成分で、精神を安定させる作用があります。
虚証タイプには、桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツバレイトウ)などを処方します。
実証タイプには、紫胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツバレイトウ)などを処方します。
髪が全体的に薄く細くなってくることを、東洋医学では、血虚によると考えます。
髪は血余といい、血から生み出されるとされています。
全体に薄くなるタイプの薄毛は、改善にかなり時間を要することが多いので、血虚体質を改善することも大切です。
また、女性の髪は、産後や更年期など女性ホルモンの作用も大きく関係しています。
この場合、数ヵ月で地肌が見えてくるようなことも多いのですが、きちんとした治療をすることで、治りも早くなります。
このように、髪の悩みに関しては、漢方治療も有効です。
皮膚科でも、漢方を扱っていないところもあるので、事前に確認してから行きましょう。
ただし、年齢とともに、人はある程度血虚に傾き、髪も若いころより、細く少なくなっていきます。



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