冷えを招き代謝をにぶらせる水毒

■水のとりすぎに要注意
人の体の水分含有量は、乳児で約80%、成人65%、高齢になるとさらに減ります。
つまり、体の水分を保つ保水力は若さのバロメーターといえるでしょう。
みずみずしく弾力のある肌を保つには、肌細胞に水分を十分にため込んでおくことが重要です。
しかし、保水と多水は違います。
水を過剰に取りすぎると、細胞と細胞の間に水がたまって、冷えや肌あれの原因になります。
また、若さも阻害されてしまうのです。
最近では、体の中の老廃物を流し、美肌と便秘解消にも効果があるといわれ、たくさんの水を飲む人が増えています。
中には、のども渇いていないのに1リットル以上も飲むという人もいます。
しかし、人の体は、体内の老廃物を水で洗い流せるというような単純な構造ではありません。
飲んだ水は大腸から吸収されて、腎臓から尿になって排出されます。
処理しきれない水は体内で過剰状態となり、水分代謝を悪くする水毒を起こしてしまいます。
女性はもともと水分代謝が悪いうえ、湿気の多い日本の気候では、水のとりすぎは禁物です。

■カフェインを控える
水毒の症状は、人それぞれです。
便秘解消に適度な水分は必要ですが、多すぎても腸を冷やして、便秘の原因となるのです。
ジクジクした湿疹や水泡は水毒のサインとされています。
顔や体にこれらものができたら、要注意です。
水毒を起こさないために、必要以上に水分を取らないことが大切です。
のどが渇いたときに、温かいものをゆっくりと飲むようにします。
冷たいものにすると、一気にたくさん飲んでしまって、とりすぎになります。
温かいものであれば、欲しい量だけで満腹感を得られ、体を冷やすこともありません。
また、カフェインのとりすぎは、睡眠の質を下げ、肌の再生を妨げます。
肌のことを考えるならカフェインレスでビタミンが豊富、薬効も期待できるハーブティがおすすめです。
水分をそんなにとっていないのに水毒になる人は、もともと水分の排出能力が弱い体質だと考えられます。
日ごろから水分代謝がよい体をつくるよう、体をよく動かすことも必要です。

■余分な水がたまる水毒チェック
<水毒チェック>
1.手足や顔がむくみやすい
2.舌の縁に歯のあとがついている
3.雨が降ったり湿気が多いときに頭痛がする
4.乗り物に酔いやすい
5.全身がだるく疲れやすい
6.鼻水やタンがでやすい
7.体の関節(とくに膝)が痛む
8.横になるとおなかでタプタプと水の音がする
9.よく吐き気がある
10.めまいや耳鳴りがする


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